学校紹介

Introduction

喜びを分かち合い希望をもって生きる

こころにまき続ける、
”希望の種”を

三愛精神

 三愛精神の源流は、フォルケホイスコーレ(国民高等学校)を創設し、近代デンマークの礎を築いたN.F.S.グルントヴィ(1783-1872)に見ることができます。
グルントヴィは、デンマークが絶対王制から立憲君主制に転換し、ブルジョアジーが台頭した時代、国民の大多数を占める農民たちの声が正しく政治に反映されない限り民主主義は形骸化するとし、そのために民衆の教育こそ最大の課題だと考えました。民衆が高いレベルの教育を受け、官僚や知識人と対等にものを言い、あらゆる権威に立ち向かう自主独立の精神を身につけるために新しい学校の創設を提唱しました。これがフォルケホイスコーレです。
フォルケホイスコーレは17.5歳以上であれば誰でも入学でき、試験がなく、資格も与えられません。教師と学生が寝食を共にし、親密に「生きた言葉」で語り合う中で、それぞれの生が生き生きとしたものとなり、生への期待を喚起することになります。
ただし、グルントヴィ自身は三愛精神を言及していませんでした。三愛精神を直接述べたのは、グルントヴィの良き後継者のクリステン・コル(1816-1870)でした。コルは「この学校で何を教えるのか」と問われた時、「全力で、神を愛し、隣人を愛し、祖国を愛することを教えたい」と答えました。そしてその後、三愛精神が日本に紹介され、「祖国」が「土」に言い換えられ、今日の三愛精神となりました。

出典 三愛塾運動と農村伝道―樋浦誠の理念と実践― (渡辺 兵衛)
神を愛し、人を愛し、土を愛す―今に生きるデンマルク国の話― (小山 哲司)

沿革

1974年 社会福祉法人カナンの園 奥中山学園内に私設高等部設置
1976年 養護学校設立準備委員会設置
1978年 学校法人カナン学園認可
岩手町御堂の仮校舎にて三愛学舎養護学校開校
1980年 現在地に新校舎落成移転
1996年 専攻科設置
2004年 本科、専攻科定員増(各学年10名から15名に)
2008年 校名を「三愛学舎」に変更
2011年 芸術・造形棟 新築
2017年 三愛学舎創立40周年記念礼拝・感謝会開催
2022年 新校舎落成
2025年 専攻科棟新築